【アクアリウム用語集】アルビノ種

発色に関係する組織（色素胞）のうち黒色を司る黒色素胞が遺伝子的に欠損やうまく働かず、先天的に色の発現がおかしい個体の事を指します。

熱帯魚では目が赤く、体色が赤、青、白など黒色と関係していない色味をした個体がアルビノとして流通しています。

通常の飼育下でも、通常の個体からアルビノ個体が生まれることがあります。

遺伝子のエラーから生まれてくる影響で、通常の個体と比較すると体が弱かったり、寿命が短いことが特徴として挙げられます。

アルビノ個体同士の交配を行うと、子供は必ずアルビノ個体が生まれます。（これに関しては中学か高校の授業で学びます）

稀に傷などの影響で、後天的に黒色素胞を失うことがあります。こういった個体の場合は生まれてくる子供に影響はありません。